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こんにちは、石山です。

 

先月、衆議院が解散され今月16日に衆議院総選挙が行われます。
自民、民主、の他多数の第三極といわれる政党がそれぞれの公約を掲げ選挙戦を繰り広げておりますが、皆様は投票する政党、候補者は決まりましたでしょうか？
民主党が政権を継続するのか、自民党に戻るのか、新たなリーダーが生まれるのか、いずれにせよ今後の私達の生活を左右する重要な選挙になると思います。

 

さて、今後の日本の行く末を占う選挙の真っ最中ですが、もう少し近い将来に目を向けてみて来年の平成25年度税制改正についてふれてみたいと思います。

平成25年度税制改正のスケジュール

平成25年度税制改正は、実は何も決まっておりません。
税制調査会の検討作業が先月の解散以降ストップしているからです。
今後、選挙が終わり次第議論に入ることになると思います。

 

では、この後どのようなスケジュールで進んでいくのでしょうか。
まず12月16日から30日以内に特別国会が召集されます。
その国会で内閣の総辞職が行われ、新しい内閣総理大臣が決まり新しい内閣が誕生します。

 

その新内閣のもとで予算編成や税制改正が行われることになるのでしょうが、年末までは日数が少ないので、年内にはほとんど進まず、年が明けて通常国会以降、中断していた税制改正の議論が再開されることとなると思います。

 

例年であれば、年内には税制改正大綱が決定し、3月31日までには成立、公布となりますが、今年度は大幅にずれ込むこととなりそうです。

 

事業の行く末にも大きく関わってくる税金のシステムが、なかなか決まらないというのも困りものですよね。
どの党が政権を取ったとしても、しっかりと議論して納税者が混乱しないようにしてほしいものです。

 

あおば会計スタッフブログは、毎週金曜更新です。
次回は、12月21日更新予定です。