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ブログblog

2011.07.29 【資本的支出と修繕費】新潟の税理士がお送りするブログ

今週ブログ担当の大竹です。
連日うだるような暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、冷たいものを摂取しすぎて連日お腹の調子が・・・。
わかってはいるのですが、こうも暑いと、ねぇ・・・。

 

7月も終盤になり、これから8月いっぱいは新潟県内、花火大会が目白押しですね♪
今年の夏は、節電の夏と言われていますが、家の照明やエアコンを切って、花火大会に足を運ぶのも節電になるのではないでしょうか。

もちろん、外はムシムシしますが、花火を鑑賞できるのは、夏だけです!

夏は暑いものと割り切って、その季節を楽しみましょう☆

 

ところで、先日、お客様とお話をしている中で、非常に興味深いお話が聞けましたので、それについての記事をひとつ。

石油とほぼ同じ成分の油が生産できる!?

これまで見つかっているものより10倍以上も高い効率で、石油とほぼ同じ成分の油を作り出せる藻類を、筑波大の渡辺信教授らが発見した。大規模に育てて油をとれば、1リットルあたり50円程度で安価に石油の代替燃料を生産できる見通しという。量産法や最適な抽出法などの開発が必要なため、本格的な商業生産には10年程度かかる。
新しい藻類は「オーランチオキトリウム」。沖縄地方の海で発見した。従来から研究している藻類と比べ、一定の個体数から得られる油の量は少ない。しかし繁殖速度が極めて速いため、同じ広さの空間で同期間育てた時の油の生産量は12倍に達することを確認した。
海などに住み、石油と似た成分を作り出す藻類はこれまでも知られ、トウモロコシからバイオエタノールなどを作るよりも生産効率が10倍以上高い。油の回収や処理を含む生産コストは1リットルあたり800円程度かかるのが難点だったが、今回の藻類なら10分の1以下に下げられるという。

(日本経済新聞より抜粋)

 

これまでは、化石燃料に依存してエネルギーを生産していた訳ですが、早期に実用化されれば、『エネルギーを生産する為の原料の生産』ができる訳です。

これが日本国内で生産されるのであれば、従来の化石燃料の輸送コストもなくなり、安定した燃料の供給が保たれるのではないでしょうか。

 

***経理マメ知識***

 

修繕費?資本的支出?

経理処理の中で判断に迷いがちなものの一つに、資産に手を加えた時の内容がその年に全額経費となる修繕費なのか否かではないでしょうか?
資産に対して手を加えた場合、通常の維持管理や修理のために支出されるものは必要経費となります。

 

ですが、一般的に修繕費といわれるものでも、資産の使用可能期間を延長させたり、資産の価額を増加させるような支出は修繕費(その年に全額経費)とは区別されます。

 

資本的支出としてのケース

  1. もともとあった資産に物理的に付け加えた部分の金額
  2. 用途変更のための模様替えや、改造又は改装に直接要した金額
  3. 機械の部分品を性能の高いものに取り替えた場合に、その取替え金額のうち通常の取替え金額を越えた部分の金額

 

修繕費としてのケース

  1. 3年以内の周期で行われる修理・改良であるとき、又はひとつの修理・改良などの金額が20万円未満のとき。
  2. ひとつの修理・改良などの金額のうちに資本的支出か修繕費か不明の金額がある場合、その資産の前年末の取得価額の概ね10%相当額以下であるとき、又はひとつの修理・改良などの金額が60万円未満のとき。

 

文面ではなかなかわかりづらい内容ではありますが、ご参考までに!

詳細は、あおば会計までお問合せ下さい

 

あおば会計 スタッフブログは毎週金曜日更新となります。
次回は8月5日です! お楽しみに!

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