2013.03.29 【確定拠出年金制度について】新潟の税理士がお送りするブログ
皆様こんにちは。
今週の担当は首、肩こりがひどくなってきている竹之内です。
原因がパソコンの操作なのか、車の運転なのかわかりませんが、いい解消法がある方はぜひ教えてください。
さて、3月下旬になりまして、新潟も気温が上がってきましたね。
連日の報道を見ていますと東京では桜が咲いているようで、本格的な春の到来を感じます。
新潟の桜は現段階で4月7~8日に開花、満開が13~14日の予想となっており、昨年より1週間ほど早いとのことです。
春といえばお花見を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
お花見もいいですが、私はここ1ヵ月ほど運動できなかったため、なまった体を鍛え直そうかと思います。
確定拠出年金制度
話はかわりまして、今回は確定拠出年金制度を簡単に説明したいと思います。
確定拠出年金は日本版401kと呼ばれているもので、平成13年10月に導入された私的年金制度の1つです。
法人で加入し、掛金の拠出を法人が行う企業型と、自営業者などの個人が自ら拠出する個人型があります(加入要件等は厚生労働省のHPなどで確認できます)。
確定拠出年金の一番の特徴は、掛金は各自で運用しなければならない点です。
確定給付年金の場合、運用がうまくいかないときは企業がその分を負担する必要があります。
しかし、確定拠出年金では各自が運用し、運用がうまくいかなければ将来の受給額が減るだけでその分企業の負担が増えるということはありません。
すなわち、企業としては運用リスクを企業から個人に移行できるというメリットがあります。
個人としてはこれがデメリットになる可能性もありますが。
次に、従業員に関する事項です。企業型の場合、従業員は会社から掛金を拠出してもらうわけですが、その掛金が給与所得として課税されることはありません。
また、各自が運用して運用益をあげた場合、その運用益は非課税となり、年金を受け取るときに受給形態に応じた課税がされることになります。
また、個人型の場合ですと掛金は小規模企業共済等掛金控除の対象となりますので税金の軽減にもなります。
ここまで書くといいことばかりのように思われますが、拠出限度額が設定されていること、投資の知識がない人に運用は難しい、基本的には途中で引き出すことができないといったマイナス面もありますので、加入の際にはよく検討する必要があります。
今回は字数の関係上、基本事項しか書くことはできませんでしたが、機会があればまた紹介しようかと思います。
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次回は、4月5日更新予定です。
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