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ブログblog

2014.07.04 【消費税の軽減税率】新潟の税理士がお送りするブログ

皆様こんにちは。今週のブログ担当、竹之内でございます。

 

6月は暑い日も多く、もう夏が来るんだなぁと思いながら過ごしておりました。
最近は車でもエアコンをつけて走る機会が多くなってきました。
その影響で燃費も悪くなってしまうのが痛いところですが、もっと痛いのがガソリン価格の高騰ですね。

 

今月2日に資源エネルギー庁が発表した全国のレギュラーガソリン小売価格の平均価格が168.4円と前週より1円増加し、これで10周連続の価格上昇となったそうです。
4月に消費税および地球温暖化対策税増税の影響で5円程価格が上昇したガソリンですが、現在も原油価格の上昇により値上がりが止まりません。

 

私は通勤と仕事で車を使用するため、毎月払っているガソリン代が普通の人に比べて多く、今の価格のままでは非常につらいところです…。
今年の七夕はガソリンの小売価格が下がるよう祈りましょう。

 

消費税の軽減税率

さて、今日は消費税の軽減税率について少しお話ししたいと思います。

 

消費税の増税が4月に行われ、8%にまだ慣れないという方もいらっしゃるかもしれません。
さらに、2015年10月には10%へ引き上げられる予定となっています。
その際に導入が検討されているのが軽減税率です。
ニュースなどで取りあげられていますのでご存知の方も多いでしょう。

 

消費税は多くの取引が課税対象となるため、税率が上昇するほど税負担が重くなっていきます。
生活に必ず必要な品であっても高い消費税率が適用されるわけですから、所得が多くない人は特に負担が重くなると言えるかもしれません。
そこで、軽減税率とは、生活必需品等は消費税率を低くして負担を軽くしようという制度で、日本より消費税率が高いEUなどでは既に導入されています。
EUでは国によって軽減税率の適用範囲は様々です。
一例を紹介しますとバターとマーガリンで税率が違ったり、持ち帰りと店内で食べるので消費税の税率が違ったりします。

 

趣旨としては理解できますが、これを実際に導入するのは簡単ではありません。
というのも、生活必需品といっても、その範囲は任意であり、どこで線を引くかというのが非常に難しいからです。
さらに、税率が複数存在するわけですから、事業者は税率を区分し、適正な税額計算をしなければなりませんので事務負担の増加も予想されます。

 

先月、その検討をしている税制協議会が検討中の案を公表しました。
消費税を10%に引き上げる際の導入を目指して議論しているとのことでした。
消費税10%への引き上げもそうですが、軽減税率についても反対という方もいらっしゃるかと思います。
軽減税率は運用が大変な面もあるので慎重に判断してほしいですね。

 

あおば会計スタッフブログは、毎週金曜更新です。
次回は7月11日更新予定です。

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