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2019.11.25 【「 年末調整がよくわかるページ」というページ】新潟の税理士がお送りするブログ

【「 年末調整がよくわかるページ」というページ】新潟の税理士がお送りするブログ

 

日に日に寒い日が増えて、日が出ている日はありがたみを感じますね。 さて、「日」は何回出てきたでしょう?
師走が近づくと年末調整の季節です。 サラリーマンの方は、会社から年末調整用の書類を2枚~3枚記入するよう依頼が来ている頃と思います。

 

  • 令和2年分扶養控除等(異動)申告書
  • 令和元年分配偶者控除等申告書
  • 令和元年分保険料控除申告書

昨年(2018年)に書式が大きく変更になりましたが、今年はそこまで大きな変更はないので、去年のことをちょっと思い出しながら書いていただけると思います。

 

国税庁のホームページを見に行ったら、「「年末調整がよくわかるページ」を開設しました(令和元年11月)」という新着情報が出ていました。 ホームページ内にある情報をまとめてリンクを掲載し、年末調整の仕方については動画の準備もあるようです。
各申告書の各国語バージョン(英語・中国語・ポルトガル語・スペイン語・ベトナム語)も掲載されていました。

※検索エンジンで「年末調整がよくわかるページ」と検索しても上位に出てきます。

 

各種申告書の記載例なども載っていますので、書き方がわからなくなったらちょっとのぞいてみるといいかもしれません。
基本的には各種申告書の裏面に書き方が載っているのですが、字が小さくて読みにくいのと、内容的にちょっと難しい部分もあるので、パソコンの画面に書き方の見本を表示して確認しながら記入していくのもありかもしれないです。

 

 

収入と所得

 

年末調整業務でよく質問を受ける用語に関しては、「収入」と「所得」がありますが、これは別物です。

簡単に言えば、年末調整に関しては給与の「収入」から「給与所得控除」を差し引いた額が、「給与所得」になります。 この「収入」は手取額ではなくて、額面の金額です。

 

収入(給与の総額) – 給与所得控除 = 給与所得
(給与所得 – 各種控除) × 税率 = 今年1年納めるべき本来の所得税額

 

 

ここで求めた給与所得から、配偶者控除やら生命保険控除やらを差し引いて今年1年納めるべき所得税額を求めていきます。毎月のお給料から源泉徴収されて先に所得税を払っている格好になっていますので、年末調整で求めた今年1年本来納めるべき税額と、この1年天引きされてきた所得税の合計に差があった場合に、その差額が戻ってきたり(還付)足りない分を追加て納めたりするわけですね。

 

「 年末調整がよくわかるページ」っていうページがあったよというご紹介をするつもりでしたが、なぜだかちょぴり年末調整の説明みたいになってしまいました。 年末調整がよくわかる「ページというページ」と言いたかっただけかもしれませんが。
年末調整を行う企業側と受ける従業員側で見たい情報が変わってくるとは思いますが、「 年末調整がよくわかるページ」のようにまとまったものがあると、情報を探しやすくて便利ですね。 サラリーマンの方も、年末調整の仕組みをちょっと知っておくと、自分の納めている税金がどのような流れで求められていくのかわかって楽しいかもしれません。
年末調整についてちょっと調べてみたい方は国税庁の「 年末調整がよくわかるページ」をご活用ください。

※当ブログの記事は執筆時の法律に従って書かれています。
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