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2013.02.22 【平成25年度税制改正~中小法人の交際費】新潟の税理士がお送りするブログ

2月も終わりに近づいてまいりました。
私ども会計事務所の人間にとっては繁忙期でございます。2月は28日しかないものですから、今日(22日)現在少しあせっております。
3月15日が確定申告(個人事業者等)の期限なわけですが、15日が土曜や日曜だったりすると期限が休み明けになるので嬉しいものです。
まぁ私と違って仕事の早い方は関係がないのかもしれませんが。

 

話は変わりまして、例年より遅めではありましたが、平成25年度の税制改正大綱が先月発表されていました。
その中に中小企業対策として、「中小法人の交際費課税の特例を拡充する」というものがあります。

 

これは中小法人の支出交際費を800万円まで全額損金算入するというものです。
現在は支出交際費のうち600万円までの90%が損金不算入となっています。
600万円支出しても540万円しか認めてくれないというわけですね。

 

これが800万円まで全額認めてくれるということになると・・・。
今までも800万円支出していた法人であれば260万円ほど損金が増えることとなります。
税率を40%とすれば104万円の節税になります。

 

このように確かに拡充されているわけですが、飲み食いが中心と思われる接待費を800万円使える法人って少ないだろうなとは思います。
大企業であればすぐでてくる数字だろうと思いますが。
あるいは昔あった官官接待ってのが復活すれば、飲食業界にとっては業績良化の大きな要因になると思いますね。
このあたりは国会でも議論されているようです(官官接待については違います。)

 

いずれにしても経済活性化のために交際費課税を緩くしようという政策なのでしょうから、税務署におきましても交際費の支出については暖かい眼でみてくれるようお願いしたいと思ってます。

 

あおば会計 安孫子

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次回は、3月1日更新予定です。

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